VR

VRとは、「Virtual Reality」の略で、日本語では「仮想現実」と呼ばれます。一般的にはディスプレイ付きのゴーグルやスマートフォンのカメラ機能などを用いて、実際にはない仮想の映像をまるで現実化のように視覚的、聴覚的に体験できる技術のことです。

ゲームやスポーツ観戦といったエンターテインメント分野や、広告などに用いられています。また、医療・教育現場で実際の環境を疑似体験する教材としても用いられています。

RPA

RPAとは、「Robotic Process Automation/ロボティック・プロセス・オートメーション」の略で、これまで人手で行われてきた作業をソフトウェア型のロボットが代行することで、作業を自動化することを指します。主に業務が標準化・ルール化されている単純作業との相性が良く、人件費削減・業務効率化・作業ミスの減少などといった効果があります。

Python

Pythonとは、プログラミング言語の一つです。AI関連サービス開発や、Webアプリケーション開発で活躍している言語で、InstagramやYouTubeといったサービス開発にも用いられています。シンプルで簡潔にプログラムを書けることや、データ加工・解析などの専門的なライブラリが豊富に用意されていることが特徴です。

Pythonは、1991年にオランダのグイド・ヴァンロッサムによって開発され、イギリス国営テレビ(BBC)で放送されたコメディ番組「空飛ぶモンティ・パイソン」(Monty Python’s Flying Corporation)が名前の由来となっています。

IoT

IoTとは「Internet of Things」の略で日本語では「モノのインターネット」と表現されます。すべての「モノ」がインターネットを通じて通信することで情報を取得したり、制御できるようになることを指します。

例えば、家のドアや冷蔵庫がインターネットにつながることにより、離れた場所からでもスマートフォン上で、家の鍵がかかっているか確認出来たり、冷蔵庫の中身を確認して効率的な買い物ができるようになります。

API

APIとは、「Application Programing Interface」の略で、ソフトウェアやアプリケーションの機能の一部を外部のサービスから簡単に利用できるようにするインターフェイスのことです。一般的にWeb上に公開されているものを利用することが多いため、WebAPIと呼ばれることがあります。

例えば、天気予報と地図情報を教えてくれるチャットボットを作成する場合、APIが無ければ1から開発をしなければなりませんが、天気予報や地図情報のAPIを利用することで、1からプログラミングすることなく、リアルタイムの天気予報や、地図情報を答えることが出来るチャットボットを作成することができます。

AR

ARとは、「Augmented Reality」の略で日本語では「拡張現実」と呼ばれます。一般的にはディスプレイ付きのゴーグルやスマートフォンのカメラ機能などを用いて、現実の風景に、仮想の画像やアニメーションといったデジタルの情報を重ねてリアルタイムに表示させることで、視覚的、聴覚的に現実を拡張する技術のことです。

ゲームなどのエンターテインメント分野や、広告、プロモーションでの活用が広く知られていますが、家具やアパレル製品の紹介や業務のアシスタントなど、幅広い業種での活用が進んでいます。

AI(人工知能)

AI(人工知能)とは「Artificial Intelligence」の略で、1956年ダートマス会議でジョン・マッカーシーらによって初めて使われた言葉です。現在でも多くの専門家がさまざまな定義をしており、統一の定義は定まっていません。人間と同じような知能を持ったコンピューター、あるいは人間と同等の知的な作業を人間の代わりに実行するコンピューターとの認識が一般的です。

AIを用いたサービスは、人々の暮らしをより便利に変えています。例えば、近年日本でも広く普及したスマートスピーカーは、AIが人の言葉を理解し、話しかけるだけで様々な処理を実行してくれます。また、工場などの危険な場所での作業をAIが代行することにより、作業員の負担軽減につながっています。チャットにAIを導入し、ユーザーの入力に対して文章を理解し自動で応答を行う「AIチャットボット」もAIを用いたサービスの一つです。