スマートスピーカー

スマートスピーカーとは、人の音声会話に対し、AIアシスタントが内容を理解することで様々な操作を行うことができるスピーカーのことです。スピーカーに話しかけるだけで操作可能で、音楽をかけたり、天気予報を確認したりすることが出来ます。また、部屋の電気をつけたり、テレビを消すなど、スマートスピーカーに対応する家電を操作することもできます。

Amazonの「Amazon Echo」、Googleの「Google HOME」、LINEの「Clova WAVE」など日本でも多くの種類のスマートスピーカーが発売されています。これら多くのスマートスピーカーに搭載されているAIアシスタントは、企業や個人によって独自のアプリケーションを開発できるようにプラットフォーム化されています。

シンギュラリティ

シンギュラリティとは、AI(人工知能)技術の発達によってAIが人間の知能を超えるという考え方のことで、日本語では「技術的特異点」と表現されます。AIが人間の知能を超えたとき、私たちの生活に予測できないような大きな変化が起こると言われています。

シンギュラリティという言葉は2005年にレイ・カーツワイル博士によって提唱されました。

自動運転

自動運転とは、乗り物の運転を自動化し、人間の操作なしで乗り物自体が自立的に運転を行うシステムのことです。近年注目を集めているのは自動車の自動運転で、多くのメーカーによって研究や実証実験が行われています。

自動運転にはレベルが定義されています。米SAE International による定義によれば、自動運転はレベル0~レベル5の6段階に分けられます。レベル0が一般的な自動車で、運転者によってすべての運転タスクが行われます。一方レベル5では、すべての運転タスクをシステムが行う完全自動化された自動車で、現在はまだ一般に販売されていません。

自然言語処理

自然言語処理とは、私たちが日常的に書いたり話したりしている日本語や英語などの自然言語を、コンピューターに理解させる技術のことです。自然言語処理を行うためには、自然言語の例文集(コーパス)や単語を識別するための辞書などが必要です。

自然言語処理技術を活用したサービスには、「Google翻訳」などの機械翻訳サービス、スマートスピーカーやAIチャットボットといった対話サービスなどがあります。